ゲール語で家族

久々にれびゅー




今回は、くらなどとかいう昔の大作です
非常に今更感がありますが、むしろ最近のゲームをレビューすることのほうが少ないです
というか、長すぎですね
最初から最後まで、終わらせるのに○年かかっちゃいました、へへぇ☆ミ


絵はご存知樋上いたる女史ですね
ここでは、桶上とか言いませんよ?_?
ぶっちゃけ絵は上手い方ではないっていうのは散々言われてることですが
昔の同棲とかMOONとは違って、見れるレベルではあると思います
人気とは釣り合ってないけどね
前々から支えてくれている優秀な塗り師さん達には感服ですね
いたるさんの方も次回作のリトルバスターズではがらっと絵を変えてきて
雑誌表紙などの仕事で色々と見てきましたが、割と絵については上昇気流に乗っているのでは
というのが私の感想です、あの変化後の絵柄については賛否両論のようですががががが


気取ってもしょうがないので一言最初に
「名作です」
落ち度もたくさんあるけど、いいところもその分たくさん持ち合わせてるって感想
キャラ別で私の所感でも


・渚
アフターまでひっくるめての話ですが
正直これを超えるストーリーは美少女ゲーで見つけるのは骨が折れる作業だと思います
骨が折れるだけで無理ではないでしょうけど、間違いなく渚シナリオは5本の指には入りますね
ところで、ネタバレはできるだけ避けたほうがいいのだろうか
正直もうそういう時期でもなんでもないので気にしなくていいとは思うけど、一応必要以上に内容に触れないようにしようかな
まぁそういうわけで、アフターは本当によくできていたと思います
もちろんご都合主義や、回収しきれなかった要素もありますが、そんなものが些事に思えるほどの出来です
どういう風に凄いのか、内容に触れて仔細説明したいところですけど
未だにやってない身内もびみょーにいるし、ただ凄いとだけ書いておきます
私が異常に涙もろいってのがあるけど、それにつけても泣きポイントの数が半端ない!


メグメルの挿入される部分もいい、ここで来るかーみたいな
幻想世界との絡め方はちょっと冗長すぎたかもしれないと思うけど
別に冗長なのはゲーム全体通してそうだと思うし、渚シナリオに関して言うならばそれさえも些事
あえて言うなら、いらないと思われる部分は確かにあるんだけどそれがどこなのか指摘しきれない、みたいな感じ
渚自体のキャラも、鍵特有の天然系にしては改良が少しずつ見られてる印象
もちろん欠かしちゃいけないのが両親です、ギャグ担当っぽいですが締めるところは締める
よく前作前々作から受け継がれていると思います
渚は個別入るだけじゃそこまで琴線に触れづらいキャラだと思うけど、アフターのそのクオリティの前では関係無し
普通にファンは少なくないんじゃないでしょうか
ただし、話が良すぎてキャラより話そのもののほうに目がいきやすいと思うので
キャラに目が行く、という点で他のキャラのほうが人気が高いのは否めませんね
渚に関しては個別ルートに入るのも楽な方だし、あえて難癖つけるなら


【攻略使わないでアフターストーリー見るのが至難の業】


ってところでしょうか
私が2年以上このゲームがパソコンにインストールされっぱなしだった理由の一番大きなものですね
若干なめてるとしか思えない難易度だと思います
これは全体通しての話ですけどね


・智代
私が好きなキャラです(ぁ
なんでこの子がいいかというと、鍵っぽくない、これに尽きますね
キャラ自体はちょっと奇をてらった程度で想像の範疇ではあったんですけど
元々の属性がクーデレで銀髪ロングヘアーとか私の属性ど真ん中ストライクで
なおかつシナリオの落としどころが非常に秀逸
鍵なら・・・こう来るだろうっていう予想を見事に外されたシナリオでした
このクラナドというゲームでシナリオの先を見誤ったのは、アフターの出来と智代ルートだけでしたからね!
程よく現実を見据えたとても評価に値するシナリオだったと思います
難易度も序盤の渚フラグ以外は難しいところはなく、程よく難しい良いレベルだったかと
見所は春原との掛け合いとかもありますね
ギャグテキストが秀逸なのは、ゲーム通して言うまでもないんですが智代ルートはそれにつけても良かったかと


・ことみ
ことみちゃんです
シナリオだけ言うなら、鍵で始めて鍵に続き鍵で終わる、そんなところでしょうか
先を読むのは簡単すぎなんですが、それでも落としどころできちんと泣かせる
まさにお手本のようなシナリオだと思いました
外見、ビジュアル的には一番好きなキャラってこともあり
最後のほうのイベントCGラッシュには萌え殺されました、ことみちゃん可愛いよ!!!
キャラクターはまた天然系、こっちは理由がちゃんと設定されてるだけいいですね
フィナーレの熊のぬいぐるみをケースに入れて届ける一部始終を描いた連続画が完全に発狂譜面
あとこの子の曲はとても好きです
名曲が多い、音楽のクオリティがかなり高めのゲームなので、個人の好みになってしまいますがね
ことみルートの難易度はべりーいーじーだと思います


・風子
私泣かせのキャラでした
エンディングが2種類あるのは容易に分かった、っていうか見ればわかるんですけど
完全に攻略が難しかったです
普通にやってるだけでは会える回数が足りない
→私は持ってないから知りませんけど、説明書に渚主体で進めるとか書いてあったらしい
→そこまでは他キャラの例もあり、ライバルイベントの手法はすぐ分かったので渚でいく
→渚シナリオへ行く?_?
→早めに渚を見限る
→バッドエンド?_?
まじ、風子に1回会う場所を見つけるのが大変でした
しかも進めていて、渚なのか風子なのか判別しづらいとかいうね
後半の選択肢もちょっと難しいのあるし・・・一番時間かかりました


シナリオは、単なる焼き直しですね、だがそれでも泣かせるのが鍵クオリティ
ここは本当に同じ事をしても仕上がってる会社だと思います
キャラ的にかなり真琴、シナリオはあゆ、といったところでしょうか
しかもあゆより大分病院生活ということに気付けるのが早いですね
まぁツンデレ亜種みたいなキャラで、後半はかなりいいキャラしてますが、真価はアフターでしょう
姉の公子と一緒にいるところの掛け合いは結構ツボりました
姉のほんわか系キャラが少し化けて上手く生きて、風子となんともいえないコラボレーションを・・・w


・杏&椋&勝平
まじ苦労しました・・・
普通にやってるだけだとまず椋に行きますよね
杏は本当に攻略が難しいキャラだと思います
後半の選択肢10個弱が、まさに全フラグそのもの、なめてるのか!って感じです
ちなみに私は自分でフローチャート化して全パターン試してやりました^^
勝平は攻略できるのかよ!?って勢い、まぁいけたのは運ですね
椋は蛇足シナリオとしかいえません、サブキャラとしては秀逸だとは思いますが攻略するとなると・・・
勝平ルートではいい味出してたので大人しく混ぜちゃえばよかったんじゃないかな?と思います
杏狙ってるとどうしても椋にいってしまうってことにもかなり問題があったかなと
キャラ的には杏はいいキャラだったと思います
よくいるって言っちゃよくいるキャラですが上手く絶妙のバランスで保たれている
ウザキャラに転がりかねないところで、ちょっとデレ味出してたりと
そして個別ルート入ってのエンディング付近や、エピローグなどの殺しがイイ
まぁあそこまでお膳立てされれば髪切りについては読めますけどね==;
勝平は椋と合わせてようやくキャラとして良いという印象
シナリオでいえばどちらかといえば椋の方が蛇足でしたけどね


・ゆきねえ
マジカルさゆりん、ジェノサイドカッターHAHAHAHA
シナリオは別に悪い切り出しじゃなかったとは思うんだけれどね
上手くまとめきれなかった感は否めません
サブキャラだししょうがないかな?
キャラは劣化さゆりん?劣化と言い切るのもどうかと思うけど、まぁ劣化なんでしょうね
鍵のゲームに毎回1人はいる役割です
難易度は激楽ですね


・みさえ
姉はまさえ妹はむさえ
違いますね、まぁ高校時代の美佐枝さんは萌えます!
シナリオはサブキャラの域を出てません
そのまんまなんだろうけど、エピソードを語りたかったってだけでしょうね
それでも蛇足ではありません、あったほうがいいに決まってます
割と誰のルートからなら入れるのかってのが難しかったと思います


・春原兄妹
最強クラスのギャグ担当キャラクター
親友キャラとしても、ちゃんと個別シナリオで活躍してくれますが
なんといっても彼の見所は日常や、各キャラ個別ルートでのギャグテキスト!
彼の繰り出す身を張った笑いは全部耐え切れる人間なんていないと断言でき得ますね
住井護に匹敵する名サブキャラを見ました
妹のあなざーはノーツ数2000ですが、完全に攻略できるお話が欲しかったですね
男の友情の当て馬にされたとしか思えません
でも可愛いので許します、Pretty is justice!!


・幸村
正直クリアできたのはKISEKIでした
彼の見せ場はアフターでしょう、あと公子の結婚式
いい味は出していた


もうここまで書いたらアフターのネタバレも何もないような気がするけど
まぁ最初に書いたとおりアフターには触れないようにしときます
全体を通してみると目立つのが
シナリオ&キャラクターの良さですね
特にギャグテキストと泣かせどころの秀逸さは間違いなくトップランカーです
惜しまれるのがアフターが最高の見せ場なのに、そこまで至るのが大変すぎること
もっと敷居を下げればよかったと思います
正直、このゲームをやった皆さん、攻略やデータを使った人も少なくないのでは?
そうしないとアフターが見れないなんて、すごい勿体無い作品
そこが一番惜しまれるポイントだと思います
あと、やっぱりCG枚数少ないよね
絵がシナリオに比べてかなり少ないのはマイナス要素かなぁ
いたるの仕事が遅いのはもはや仕様なので、突っ込めません
システムなどはちゃんとよくできていたと思います
セーブデータは極めていきたい人にとっては少ないのかな?100個で少ないってのも微妙な話だけれどもw


音楽と歌の良さは前述のとおり凄かった
流石の一言に尽きますね
私は歌だとメグメル、曲だとことみの曲が好きでした、皆さんそれぞれお気に入りがあると思いまふ
ノーボイスの作品なので声の評価はできませんね
PS2ではあったみたいだけど、私はちゃんとやってないのであくまで評価はパソコン版で
すっげーいい面子揃えた割には、私的には合ってないキャラが目立ちましたけどね>>PS2版


長くなりましたが総評をば

絵12 キャラ18 話20 音16 システムその他15

絵については好み分かれる、基本的には上手ではない、枚数少ないことから
キャラは全体的に高レベルでまとまっている
話は粗があろうがなかろうが、あのクラスのシナリオに文句のつけようはないということで
音はボイス点が私的に5点なんですけど、余りにも音楽いいので+1
システム他は、程よくまとまっている、アフターへの接続が難点?

総評で81点です
久しぶりに各要素に解説いれてしまいました
まぁ苦情などは受け付けておりませんのでwwwwww




次もレビューになるかな?
参加イベントはサンクリですが、その前にレビューを書くっぽいです
有言不実行ですがね!